謎を明らかにすべく探検隊はバニーの日の奥地へと向かった。
先月末こんな事がありました。
Twitterに画像を投稿するとき一定の制限を超えるものは自動で小さく変換してくれます。2MBのPNGなんて大きなファイルはいつもなら軽量なJPEGに変換してくれちゃって数百KBくらいになるはずなんですがこのときは、その大きな画像がそのまま投稿されて驚いたんですね。
TwitterにアップするPNGファイルは長辺が900 px以下または、カラーが8 bit以下でないといけないーーというちょっと厳しめの制限がある。これを超えると品質85のJPEGに変換される(もしも変換した後のファイルがもとより大きくなった場合は元ファイルが投稿されるらしい)。
JPEGになるとたいてい、色の範囲が狭まりノイズがかかって劣化してしまう。なので、この制限がなくなってバンザイ*1と思いきや、現在はこの現象は起きません。2020/08/15 夜に自分がいちど高画質のままアップできたPNGファイルを非公開アカウントでもう一回上げて確認したところ、ちゃんとJPEGに変換されたものが投稿されました。なにか偶然裏技を発見してたのかと思い、webのクロップ機能やスタンプをかけるなど色々試しても再現はせず。期間限定だったようです。
同時期に、私の投稿以外でも同様の画像を見つけることができました。どうやら数日の間うっかり規制緩和されていたのではないかとみています。自分のポストが規制緩和されていたのは7月末から8月頭あたり。
ホットスポット調査 バニーの日
もうちょっと詳しく調べねば。ちょうどこの期間に画像がもりもり投稿される出来事がありました。そう、8月2日バニーの日です。条件付き検索の”高度な検索”でこの近辺を検索した。
”バニー”で検索すると画像データがかんたんに集まる。また、バニー関連画像はバニーの日に限らず多くポストされ親しまれているようで、期間を変えながら難なく日毎のサンプルを集められました。
普段の制限の影響なしにそのまま投稿できたっぽいPNGファイルをみつけることができた期間は、7月10日から8月8日までほぼ一月のあいだでした。この期間はだれでも、少なくとも日本ユーザーは普段なら制限にかかるファイルを投稿できる状態だっだみたいです。
つかの間の出来事 これからは
8月9日からはぱったり、高画質PNGはTLに流れなくなりました。今ではすっかり元通り、長辺が901px以上のPNGだったかもしれない画像も全てJPEG形式です。高画質ファイルをアップできたのは仕様変更があったわけではなくたまたまできただけでした。
高画質のファイルをシェアできたのは嬉しかったけどインターネットのためを思うと修正されてよかったと言えます。
画像を探って変換対象かどうかと調べてるうちに条件が頭にしみついた。私が投稿するときはデジタルでカラーイラストを描いたのは色が残るように32bitカラーのPNGで上げたいので、忘れず長辺を900px以内にリサイズするようにしつつ、JPEGなら大きなピクセル数でもアップできるのでそれを見越した処理なんかもできるといいかも。
*1 最後にもちょろっと言うが、でかいファイルがインターネットに好き放題載ってしまうのはあんまりよくない
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